お得意様の接待の日曜日

日曜日、朝４時過ぎまで単語を叩く。
高１の英語だ。

それから久々にベッドにちゃんと寝る。

ちゃんと寝るってのもおかしな話だか。

「起きて来るまで待ってなさい。」
夢？

いや、違う。

リビングから漏れ聞こえる声

どうやらオレが起きてくるのを待っているのは、子供らだ。

そう言えば、今日は普段はなかなか行けない公園に連れてく約束をしたんだ。

しまった

携帯を見ると朝１０時前。

着信もあるやん

寝過ぎだ

あまりに寝心地いいので、爆睡の日曜日。

飛び起きて、

「５分後に出発できる」

４才と２才、を待たせる、情けない。
約束より１時間も遅いんです。

「バターン」

ドアが閉まる。

どうやら車に先に行って、こどもらは待つみたいだ。

晴れた春休みの日曜日、全力で我が子を接待する。