今まで密航してから、数学をやらせ続けて来た。
＋英語もか。
数学は格好がついてきた。
しかし昨日、理科のワークを持ってきて
「先生～提出が近いので、やってもいいですか？」
覗くと電流じゃないですか！
「生物範囲じゃないんか、学校」
「はい、電流です。」
やられた、失敗。
火曜日に隣でYREがマンツーマンで電流やってたやん、何でその時に言わない。
後の祭だな、オレが悪い。
「電流、今からやろうや。」
数学をきりあげ、電流を教えるが、オレが付きっきりなるとヤルキーズ4に穴があく。
「先生、私が見ようか？」と助け舟は授業まで自習しに早々来ている高校生HNK
理科は得意である。
ありがたい。
「オームの法則まで説明済み。今から問題解かせるから、質問対応してくれるか。」
「はい、わかりました。」
先輩がいい意味で後輩にでしゃばる。ありがたい。
「お姉ちゃんが教えてる。」
ボソッと妹の中1AMが言いながら、不思議なものを見るように、対極の机を眺めている。
あんたの姉ちゃん、塾の中では先輩です。かっこいいやろ
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