fc2ブログ
未分類

甲子園へ

「甲子園行ったら先生、応援来てくれますか?」

Dを教えたのは、小6から中2のまで。

反抗期真っ只中を教えてきた。

小学生のころから、リトルで活躍し、中学も学校の部活に入らず、硬式野球クラブで一人頑張っていた。

そんなときに約束したこと。

しかし塾を飛び出したオレ。
オレもそうだが、Dもそうだ。

しかしDが野球で名電に行ったのは聞いていた。

今日偶然駅で会う。

「先生~久しぶりです。覚えてますか。」

「あ~Dやろ、忘れるわけない。あんたほど怒ったやつもそうおらんやろ。」

「いや~先生かわりませんね、直ぐわかりました。今何してるんですか?」

「かわらないよ、塾だ」

何て会話を駅でかわす。

あんたとした約束もおぼえとる。それを実現しようとしている。
今日Dと会ったのは縁かな。
たまたま寮からの帰省日だったようだ。

やっぱ偶然じゃない、必然かな。
「必ず行けよ。そしてオレも必ず約束は果たすから。」
スポンサーサイト



コメント

コメントがありません。

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する

トラックバック